建設業では、工事ごとに材料費・外注費・人件費・経費など、さまざまな原価が発生します。
一つひとつの工事でどれくらい費用がかかり、最終的にどれくらい利益が残るのかを把握できていなければ、気づかないうちに赤字工事が増えてしまう可能性があります。
そのため、建設業において原価管理は非常に重要です。
しかし、実際の現場では、
「Excelで管理しているが、入力や集計が大変」
「工事ごとの利益がすぐにわからない」
「担当者ごとに管理方法がバラバラになっている」
「工事受注書と原価管理が別々で、二重入力になっている」
といった悩みを抱えている会社も少なくありません。
そこで役立つのが、建設業向けの原価管理システムです。
この記事では、建設業の原価管理システムとは何か、Excelや無料ソフトとの違い、クラウド型システムのメリット、さらに弊社で作成できる原価管理システムの特徴について解説します。
1. 建設業の原価管理システムとは
建設業の原価管理システムとは、工事ごとに発生する費用や利益を管理するためのシステムです。
建設業では、同じ会社の中でも工事ごとに内容や金額が大きく異なります。
たとえば、住宅工事、リフォーム工事、外構工事、設備工事、下請け工事など、案件によって必要な材料、外注先、人件費、諸経費は変わります。
そのため、会社全体の売上だけを見ていても、どの工事が利益を出していて、どの工事が赤字になっているのかは判断しにくいです。
原価管理システムを使うことで、工事ごとの売上・原価・粗利を見える化し、経営判断に役立てることができます。
1-1. 工事ごとの原価・利益を管理する仕組み
原価管理システムの基本は、工事単位でお金の流れを管理することです。
たとえば、1つの工事に対して、以下のような情報を登録します。
・工事名
・発注者名
・受注金額
・材料費
・外注費
・人件費
・交通費や消耗品などの経費
・請求金額
・入金状況
・粗利
・利益率
これらを工事ごとに管理することで、「この工事は利益が出ているのか」「想定より原価がかかっていないか」「次回の見積もりではどこを見直すべきか」がわかりやすくなります。
特に建設業では、工事が終わってから利益を確認するのでは遅い場合があります。
途中で原価が増えていることに気づければ、追加請求の検討や材料・外注費の見直しなど、早い段階で対策を取ることができます。
1-2. 材料費・外注費・人件費・経費をまとめて管理できる
建設業の原価は、単純な仕入れだけではありません。
材料費、外注費、人件費、車両費、交通費、重機代、消耗品費など、さまざまな費用が発生します。
これらを紙やExcelで管理していると、どの費用がどの工事に紐づいているのかがわかりにくくなることがあります。
たとえば、外注先から届いた請求書を見ても、それがどの現場の費用なのかすぐに判断できないことがあります。
また、複数の工事が同時に進んでいる場合、材料費や人件費の振り分けが曖昧になることもあります。
原価管理システムを使えば、工事ごとに費用を登録できるため、後から確認しやすくなります。
経理担当者だけでなく、現場担当者や経営者も同じ情報を確認できるため、会社全体で原価を把握しやすくなります。
1-3. 工事受注書や工事台帳と連携して管理できる
建設業の原価管理では、工事受注書や工事台帳との連携も重要です。
工事受注書には、工事名、発注者、工事内容、受注金額、工期、担当者など、原価管理に必要な基本情報が含まれます。
しかし、工事受注書は紙やExcelで作成し、原価管理は別の表で行っている会社も多いです。
この場合、同じ情報を何度も入力する必要があり、入力ミスや転記漏れが起きやすくなります。
原価管理システムと工事受注書がセットになっていれば、工事受注書を作成した時点で、その情報をもとに原価管理を始めることができます。
つまり、工事受注書を入力すれば、そのまま工事ごとの原価・利益管理につながる仕組みです。
これにより、二重入力を減らし、管理作業の手間を大きく削減できます。
2. 建設業で原価管理が重要な理由
建設業で原価管理が重要な理由は、工事ごとの利益が見えにくい業種だからです。
売上が大きくても、原価がかかりすぎていれば利益は残りません。
たとえば、500万円の工事を受注したとしても、材料費・外注費・人件費・経費で480万円かかっていれば、利益は20万円しかありません。
さらに、追加の人件費や材料費が発生すれば、赤字になる可能性もあります。
建設業では、売上だけでなく「工事ごとにいくら利益が残ったのか」を把握することが非常に大切です。
2-1. 工事ごとの赤字を早く把握できる
原価管理を行う最大のメリットは、赤字工事に早く気づけることです。
原価管理ができていない場合、工事が完了して請求や支払いを整理した後に、初めて「思ったより利益が残っていなかった」と気づくことがあります。
しかし、それでは対策が遅れてしまいます。
原価管理システムを使えば、工事中の段階でも原価の状況を確認できます。
たとえば、予定していた外注費より金額が増えている、材料費が想定以上にかかっている、人件費が予定より多く発生している、といった変化を早めに把握できます。
早い段階で赤字の可能性に気づければ、追加請求の相談、工程の見直し、外注費の調整など、対策を取りやすくなります。
2-2. 見積もりの精度を上げられる
原価管理は、今進んでいる工事だけでなく、次回以降の見積もりにも役立ちます。
過去の工事で、どのくらい材料費がかかったのか、外注費はいくらだったのか、人件費はどれくらい必要だったのかを確認できれば、次の見積もりに活かせます。
逆に、原価の記録が残っていないと、見積もりが感覚に頼りやすくなります。
「前回もこれくらいだったと思う」
「たぶんこの金額で大丈夫だろう」
という形で見積もりを作成すると、実際の原価とズレが出る可能性があります。
原価管理システムに過去の工事データを蓄積しておけば、根拠のある見積もりを作りやすくなります。
結果として、安く受けすぎて利益が残らない工事を減らすことにつながります。
2-3. 経営判断や資金繰りに役立つ
原価管理は、現場管理だけでなく経営判断にも関係します。
工事ごとの利益率がわかれば、どの種類の工事が利益を出しやすいのか、どの取引先の案件が安定しているのか、どの工事で原価がかかりやすいのかを分析できます。
また、支払い予定や請求状況を管理できれば、資金繰りの見通しも立てやすくなります。
建設業では、材料費や外注費の支払いが先に発生し、入金が後になるケースもあります。
そのため、売上があっても手元資金が不足することがあります。
原価管理システムで工事ごとの費用や請求状況を把握できれば、資金繰りの管理にも役立ちます。
3. Excel・無料ソフトで工事原価管理を行うメリットと限界
工事原価管理は、Excelや無料ソフトでも始めることはできます。
特に小規模な会社や、工事件数が少ない場合は、Excelで十分に管理できることもあります。
ただし、工事件数が増えたり、複数人で管理したりするようになると、Excelや無料ソフトでは限界を感じる場面が増えてきます。
ここでは、Excel・無料ソフトで管理するメリットと限界を整理します。
3-1. Excelや無料ソフトは低コストで始めやすい
Excelや無料ソフトのメリットは、低コストで始めやすいことです。
すでにExcelを使っている会社であれば、新しく高額なシステムを導入しなくても、工事ごとの原価管理表を作成できます。
また、インターネット上には、工事原価管理に使える無料テンプレートやフリーソフトもあります。
最初はそれらを使って、原価管理の流れを確認するのも一つの方法です。
「まずは原価管理を始めたい」
「工事件数が少ない」
「社内で使う人が限られている」
という場合は、Excelや無料ソフトから始めてもよいでしょう。
3-2. 小規模な管理なら対応できる
Excelは自由度が高く、自社の管理方法に合わせて表を作ることができます。
たとえば、工事名、受注金額、材料費、外注費、人件費、経費、粗利などの項目を作れば、簡易的な原価管理は可能です。
工事件数が少なく、入力する担当者も限られている場合は、Excelでも十分に対応できることがあります。
また、関数を使えば、粗利や利益率の自動計算もできます。
ただし、これはあくまで小規模な管理の場合です。
複数人で同時に入力したり、過去データを検索したり、請求書や工事台帳と連携したりする場合には、Excelだけでは不便に感じることが増えてきます。
3-3. 入力ミス・属人化・共有漏れが起きやすい
Excel管理でよくある問題が、入力ミスや属人化です。
たとえば、数式を誤って削除してしまう、別のセルに入力してしまう、最新ファイルがどれかわからなくなる、といったことがあります。
また、担当者が自分だけわかる形式で管理していると、他の人が見たときに内容を理解しにくくなります。
これが属人化です。
担当者が休んだり退職したりした場合、管理方法がわからなくなり、業務が止まってしまう可能性もあります。
さらに、Excelファイルをメールや共有フォルダでやり取りしていると、古いデータを見てしまったり、更新漏れが起きたりすることがあります。
工事原価は経営に関わる重要な情報なので、できるだけ正確に、誰でも確認しやすい形で管理することが大切です。
3-4. 工事受注書と原価管理が別々になりやすい
Excel管理では、工事受注書と原価管理表が別々になりやすいという問題もあります。
たとえば、工事受注書は別のExcelで作成し、原価管理表にも同じ工事名や受注金額を入力するケースです。
この場合、同じ情報を二度入力する必要があります。
二重入力が増えると、作業時間がかかるだけでなく、入力ミスも起きやすくなります。
工事受注書では受注金額が100万円なのに、原価管理表では入力ミスで110万円になっている、といったズレが発生する可能性もあります。
工事受注書と原価管理が連動していれば、こうした手間やミスを減らすことができます。
4. 建設業向け原価管理アプリ・クラウドのメリット
近年は、建設業向けの原価管理アプリやクラウド型システムを導入する会社も増えています。
クラウド型とは、インターネット上でデータを管理し、パソコンやスマホ、タブレットからアクセスできる仕組みです。
会社の事務所だけでなく、現場や外出先からも情報を確認できるため、建設業との相性が良い管理方法です。
4-1. 現場・事務所・経営者が同じ情報を確認できる
クラウド型の原価管理システムでは、現場担当者、事務担当者、経営者が同じデータを確認できます。
たとえば、現場担当者が外注費や材料費を入力し、事務所の経理担当者がそれを確認することができます。
経営者は、工事ごとの原価や粗利を確認し、利益状況を把握できます。
Excelのようにファイルを送り合う必要がないため、情報共有がスムーズになります。
また、最新の情報をリアルタイムで確認しやすくなるため、「今どの工事でどれくらい原価がかかっているのか」を把握しやすくなります。
4-2. スマホやタブレットから入力・確認できる
建設業では、事務所にいる時間より現場にいる時間の方が長い担当者も多いです。
そのため、スマホやタブレットから入力・確認できることは大きなメリットです。
たとえば、現場で発生した追加費用をその場で入力したり、外注先からの請求内容を確認したりできます。
紙のメモや口頭連絡だけに頼ると、後から入力漏れが発生する可能性があります。
スマホから簡単に入力できる仕組みがあれば、原価情報を早めに記録できます。
結果として、工事ごとの原価をより正確に把握しやすくなります。
4-3. 工事ごとの原価・粗利をリアルタイムで確認できる
原価管理システムを使うことで、工事ごとの原価・粗利をリアルタイムで確認しやすくなります。
受注金額に対して、現在どれくらい原価が発生しているのかがわかれば、利益の見込みを早い段階で判断できます。
たとえば、受注金額300万円の工事で、すでに原価が250万円かかっている場合、今後の追加費用によっては利益がほとんど残らない可能性があります。
このような状況を早く把握できれば、対応策を考えることができます。
工事が終わってから利益を確認するのではなく、工事中から利益を確認できることが、原価管理システムの大きなメリットです。
4-4. 帳票作成や集計作業を効率化できる
原価管理システムでは、入力したデータをもとに帳票や集計表を作成できます。
たとえば、工事台帳、請求書、原価一覧、月別集計、担当者別集計などです。
Excelでこれらを作成する場合、データをコピーしたり、関数を設定したり、書式を整えたりする必要があります。
しかし、システム化すれば、登録済みのデータを使って自動的に出力できるようになります。
これにより、事務作業の時間を減らすことができます。
また、手作業による転記ミスも減らしやすくなります。
5. 工事原価管理システムでできること
工事原価管理システムでは、原価を入力するだけでなく、工事に関するさまざまな情報をまとめて管理できます。
ここでは、一般的な工事原価管理システムでできることを紹介します。
5-1. 工事受注書の作成
工事原価管理システムでは、工事受注書の作成に対応できるものもあります。
工事受注書には、工事名、発注者、工事内容、受注金額、工期、担当者などの情報を入力します。
この情報は、そのまま原価管理にも必要な情報です。
そのため、工事受注書を作成した情報をもとに、工事ごとの原価管理を始められる仕組みがあると便利です。
工事受注書と原価管理が別々になっていると、同じ情報を何度も入力する必要があります。
しかし、工事受注書と原価管理がセットになっていれば、入力作業を減らし、管理の流れをスムーズにできます。
5-2. 工事情報・見積・予算の管理
原価管理システムでは、工事情報や見積、予算を管理できます。
工事開始前に、予定している材料費、外注費、人件費、経費などを登録しておけば、実際に発生した原価と比較できます。
これにより、予定より原価が増えているのか、予算内に収まっているのかを確認できます。
見積金額と実際の原価を比較することで、次回以降の見積もり精度を高めることもできます。
また、過去の工事データを確認できれば、似たような工事の見積もりを作るときにも役立ちます。
5-3. 材料費・外注費・人件費・経費の入力
工事ごとに材料費、外注費、人件費、経費を入力できます。
たとえば、材料を購入した場合は材料費として登録し、協力会社に依頼した場合は外注費として登録します。
自社の作業員にかかった人件費や、現場で発生した交通費・駐車場代・消耗品費なども経費として管理できます。
これらを工事ごとに分けて登録することで、どの工事にどれだけ費用がかかったのかが明確になります。
また、費用の種類ごとに集計できれば、原価の内訳も把握しやすくなります。
5-4. 工事ごとの粗利・利益率の確認
原価管理システムでは、受注金額と原価をもとに、粗利や利益率を自動計算できます。
粗利は、売上から原価を差し引いた金額です。
たとえば、受注金額が500万円、原価が350万円の場合、粗利は150万円です。
利益率も確認できれば、工事ごとの収益性を比較しやすくなります。
売上金額が大きい工事でも、利益率が低ければ会社に残る利益は少なくなります。
逆に、売上金額は大きくなくても、利益率が高い工事であれば、会社にとって重要な案件になることもあります。
工事ごとの粗利・利益率を確認することで、今後どのような工事を増やすべきか判断しやすくなります。
5-5. 請求書・工事台帳・PDF出力
原価管理システムでは、入力したデータをもとに請求書や工事台帳を作成することもできます。
請求書を毎回手作業で作成していると、金額の入力ミスや宛名の間違いが起きることがあります。
システムに登録した工事情報をもとに請求書を作成できれば、事務作業を効率化できます。
また、工事台帳をPDFで出力できれば、社内確認や保管にも便利です。
必要に応じて、CSV出力に対応することもできます。
CSVで出力できれば、会計ソフトへの取り込みや、別の集計作業にも活用しやすくなります。
6. 建設業向け原価管理システムの選び方
原価管理システムを導入するときは、単に機能が多いものを選べばよいわけではありません。
大切なのは、自社の業務に合っているかどうかです。
高機能なシステムでも、現場担当者が使いにくければ定着しません。
逆に、必要な機能に絞ったシンプルなシステムの方が、実際の業務では使いやすい場合もあります。
6-1. 自社の工事内容に合っているか
まず確認したいのは、自社の工事内容に合っているかです。
建設業といっても、業種や工事内容は会社によって異なります。
住宅工事、リフォーム、外構、電気工事、設備工事、土木工事、下請け工事など、それぞれ管理したい項目が違います。
たとえば、外注費が多い会社もあれば、自社作業員の人件費管理を重視したい会社もあります。
また、材料費の管理を細かく行いたい会社もあります。
自社の工事内容に合わないシステムを導入すると、不要な項目が多かったり、必要な項目が足りなかったりして、使いにくくなる可能性があります。
6-2. 工事受注書から原価管理まで一元化できるか
原価管理システムを選ぶときは、工事受注書から原価管理まで一元化できるかも重要です。
工事受注書と原価管理が別々の仕組みになっていると、同じ情報を何度も入力する必要があります。
これは、事務作業の負担になるだけでなく、入力ミスの原因にもなります。
工事受注書を作成すれば、その情報をもとに原価管理が始まる仕組みであれば、管理の流れがスムーズになります。
特に、現在Excelで工事受注書を作成している会社や、紙で受注情報を管理している会社にとっては、大きな効率化につながります。
6-3. 現場担当者でも使いやすいか
システムを導入しても、現場担当者が使いにくいと定着しません。
原価管理は、経理や社長だけで行うものではありません。
現場で発生した費用や変更内容を、現場担当者が入力・共有することも重要です。
そのため、画面がわかりやすいか、入力項目が多すぎないか、スマホやタブレットで使えるかを確認する必要があります。
複雑すぎるシステムは、導入しても使われなくなる可能性があります。
実際に使う人の目線で、シンプルでわかりやすいシステムを選ぶことが大切です。
6-4. 必要な帳票や計算ルールに対応できるか
建設業では、会社ごとに必要な帳票や計算ルールが異なります。
たとえば、工事受注書、工事台帳、請求書、見積書、原価一覧表、月別集計表など、必要な帳票は会社によって違います。
また、粗利の計算方法や経費の分類、外注費の管理方法も会社ごとに異なる場合があります。
既製品のシステムでは、すべての会社のルールに完全に合わせることが難しいこともあります。
そのため、自社の帳票や計算ルールに対応できるかを確認しておくことが大切です。
6-5. 導入後のサポートがあるか
原価管理システムは、導入して終わりではありません。
実際に使い始めると、
「この項目を追加したい」
「帳票のレイアウトを変更したい」
「集計方法を少し変えたい」
「使い方がわからない」
といった要望が出てくることがあります。
そのため、導入後に相談できるサポート体制があるかも重要です。
特に、システムに詳しい担当者が社内にいない場合は、導入後のサポートがあると安心です。
7. 弊社の建設業向け原価管理システムの特徴
弊社では、建設業向けの原価管理システムを作成しています。
特徴は、単に原価を入力するだけのシステムではなく、工事受注書と原価管理をセットで使える点です。
工事受注書を入力することで、その情報をもとに原価管理ができるようになります。
そのため、工事受注書と原価管理表を別々に作成する必要がなく、管理作業をスムーズにできます。
7-1. 工事受注書の作成と原価管理をセットで使える
弊社の原価管理システムでは、工事受注書の作成と原価管理をセットで行えます。
工事受注書には、工事名、発注者、受注金額、工事内容、担当者など、原価管理に必要な基本情報が含まれます。
この情報をシステム内で管理することで、工事受注書を作成した後に、同じ内容を原価管理表へ再入力する必要がありません。
工事受注書と原価管理を一体化することで、二重入力を減らし、入力ミスや管理漏れを防ぎやすくなります。
7-2. 工事受注書を入力すれば原価管理につながる
弊社のシステムでは、工事受注書を入力すれば、その工事情報をもとに原価管理ができるようになります。
たとえば、工事受注書で登録した工事名や受注金額をもとに、材料費・外注費・人件費・経費を追加していくことができます。
これにより、工事ごとの売上、原価、粗利を確認しやすくなります。
工事受注書を作る作業が、そのまま原価管理のスタートになるため、業務の流れがわかりやすくなります。
「受注書は作っているが、原価管理は後回しになっている」
「工事ごとの利益を確認するのに時間がかかる」
「Excelの管理表が増えすぎてわかりにくい」
という会社に向いています。
7-3. ご要望に合わせたカスタマイズが可能
弊社のシステムは、ご要望に合わせてカスタマイズすることも可能です。
建設業といっても、会社によって管理したい項目や業務の流れは異なります。
そのため、既製品のシステムをそのまま導入しても、
「この項目が足りない」
「自社の帳票と形式が違う」
「この計算方法に対応していない」
「画面が複雑で現場が使いにくい」
といった問題が起きることがあります。
弊社では、必要な機能や帳票、入力項目を確認しながら、自社に合った形でシステムを作成できます。
たとえば、以下のようなカスタマイズが可能です。
・工事受注書の項目追加
・自社独自の帳票作成
・請求書やPDF出力の追加
・原価項目の変更
・粗利や利益率の自動計算
・スマホ対応
・管理画面の調整
・CSV出力
・担当者別、月別、取引先別の集計
必要な機能だけに絞ることで、使いやすいシステムにすることができます。
7-4. 買い切り・サブスクの2つの料金形態から選べる
弊社の原価管理システムは、買い切りとサブスクの2つの料金形態から選べます。
買い切りは、初期費用を支払ってシステムを導入する形です。
月額費用をできるだけ抑えたい会社や、自社専用のシステムとして長く使いたい会社に向いています。
一方、サブスクは月額費用で利用する形です。
初期費用を抑えて導入したい会社や、保守・運用も含めて相談したい会社に向いています。
どちらが良いかは、会社の予算や使い方によって異なります。
「最初にまとめて導入したい」
「月額で無理なく始めたい」
「保守やサポートも相談したい」
といったご希望に合わせて選べます。
7-5. Excel管理からの移行にも対応できる
現在Excelで工事原価管理をしている会社でも、システムへの移行は可能です。
いきなりすべての業務を変えるのではなく、現在使っているExcelの項目や管理方法を確認しながら、システムに反映できます。
たとえば、今使っている工事管理表の項目をもとに、入力画面を作成することもできます。
そのため、今までの管理方法を大きく変えずに、少しずつシステム化することができます。
Excel管理に慣れている会社でも、できるだけ違和感なく使えるように調整できます。
8. まとめ:建設業の原価管理はシステム化で効率化できる
建設業では、工事ごとの原価・利益を正確に把握することが重要です。
売上が大きくても、材料費・外注費・人件費・経費がかかりすぎていれば、利益は残りません。
そのため、工事ごとに原価を管理し、粗利や利益率を確認できる仕組みが必要です。
Excelや無料ソフトでも原価管理を始めることはできますが、工事件数が増えると、入力ミス、属人化、共有漏れ、二重入力などの問題が起きやすくなります。
特に、工事受注書と原価管理が別々になっている場合、同じ情報を何度も入力する必要があり、事務作業の負担が大きくなります。
原価管理システムを導入すれば、工事ごとの原価や利益を見える化し、管理作業を効率化できます。
さらに、工事受注書と原価管理をセットで使えるシステムであれば、受注情報の入力から原価管理までをスムーズにつなげることができます。
弊社では、建設業向けに、工事受注書と原価管理をセットで使えるシステムを作成しています。
ご要望に合わせたカスタマイズにも対応しており、買い切り・サブスクの2つの料金形態から選択できます。
Excelでの管理に限界を感じている方や、自社に合った原価管理システムを作りたい方は、お気軽にご相談ください。
FAQ
Q1. 工事原価管理はExcelでもできますか?
はい、工事原価管理はExcelでもできます。
工事件数が少なく、管理する担当者が限られている場合は、Excelでも十分に対応できることがあります。
ただし、工事件数が増えたり、複数人で管理したりする場合は、入力ミスや共有漏れが起きやすくなります。
また、工事受注書と原価管理表が別々になっていると、二重入力の手間も発生します。
長期的に効率よく管理したい場合は、原価管理システムの導入を検討するのがおすすめです。
Q2. 無料の原価管理ソフトでも十分ですか?
無料の原価管理ソフトは、試しに使う分には便利です。
ただし、機能制限があったり、建設業特有の管理に対応していなかったりする場合があります。
特に、工事受注書、工事台帳、請求書、原価集計などをまとめて管理したい場合は、無料ソフトでは対応が難しいこともあります。
本格的に使う場合は、自社の業務に合っているか、サポートがあるか、必要な帳票を作成できるかを確認することが大切です。
Q3. 建設業向け原価管理アプリとクラウドの違いは何ですか?
原価管理アプリは、スマホやタブレットで使いやすい形のシステムを指すことが多いです。
一方、クラウド型は、インターネット上でデータを管理し、複数の端末から利用できる仕組みです。
現在では、スマホ対応のクラウド型原価管理システムも多くあります。
現場から入力したい場合や、事務所・経営者・現場担当者が同じ情報を確認したい場合は、クラウド型のシステムが便利です。
Q4. 工事受注書と原価管理をまとめて管理できますか?
はい、工事受注書と原価管理をまとめて管理することは可能です。
弊社のシステムでは、工事受注書の作成と原価管理をセットで使えるようにしています。
工事受注書を入力すれば、その情報をもとに原価管理ができるため、二重入力を減らせます。
工事受注書、原価管理、粗利確認、帳票出力を一つの流れで管理したい会社におすすめです。
Q5. 自社に合わせて原価管理システムをカスタマイズできますか?
はい、カスタマイズ可能です。
会社によって、工事の種類、管理項目、帳票の形式、計算ルールは異なります。
そのため、弊社ではご要望を確認しながら、自社に合った原価管理システムを作成できます。
工事受注書の項目追加、請求書やPDF出力、原価項目の変更、スマホ対応、集計機能の追加などにも対応できます。
Q6. 買い切りとサブスクは選べますか?
はい、買い切りとサブスクの2つから選択できます。
買い切りは、初期費用を支払ってシステムを導入する形です。
月額費用を抑えて長く使いたい会社に向いています。
サブスクは、月額費用で利用する形です。
初期費用を抑えたい会社や、保守・サポートも含めて利用したい会社に向いています。
会社の予算や運用方法に合わせて、適した料金形態を選べます。


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